体感温度をアプリで記録するだけで、「じぶん温度」を知ることができるようになるアプリ「sorashiru(ソラシル)」。
人それぞれが感じる体感温度のことを「じぶん温度」と名付け、AIによる解析によって算出します。
本サービスは、YuMake株式会社と、岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域 コンヴィヴィアルコンピューティング研究室・奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 ユビキタスコンピューティングシステム研究室との共同研究により提供しています。
「体感温度」は、気温に湿度や風等の気象要素をかけ合わせることで表現される、人間の肌が感じる温度の感覚を数値的に表したもので、既に海外では主流となっている地域もあり、マーケティングや屋外作業等の様々な場面で活用されています。しかしながら、体感温度は個人差なども大きいことから、日本ではあまり大きく扱われてきませんでした。
同研究室では、人の手によって情報を収集・提供してもらうことで都市空間などの幅広いエリアの状況を把握する技術(参加型センシング)を応用し、個人個人の感じ方・体感をIoTから得られるデータによって推定する研究に取り組んでいます。
そこで本共同研究では、この参加型センシングの仕組みを用いて、人それぞれの「体感温度」を明らかにし、日常生活で役立てられるようにすることを主な目的としました。
